環境保全の改善案のベンチマーク
ISO14001であってもエコクション21であっても、紙・ごみ・電気・水など社員全員意識向上と手軽にできる改善をし終えると、その次の改善活動が停滞してくる。
引き続き継続的に改善活動を推進するには次の2つがある。
一つは「本来業務の環境側面の改善」でありに、この点については、先にブロク
・本来業務の環境改善
・本来業務の環境改善 その2
で紹介しました。
もう一つは、コスト改善や利益向上を兼ねた環境保全やしくみへの投資です。
この場合は、よいアイディアがないとうまく行かない。
アイディアを出すには、先進事例をベンチマークすることから始めるのが効率的である。また、実施に当たっては、補助金・助成金・融資制度・国内クレジット制度を活用することにより投資回収年が短くなり、採算がとれるようになる。
以下にエコアクション21全国交流大会(金沢)の発表原稿を作成するときに調べた先進改善事例や助成金・補助金制度へのリンク先を紹介します。
1.省エネ・再生可能エネルギ-の利用
<工場・ビル・運送・民生部門>
・国内クレジット制度改善事例
・国内クレジット制度アイディア100選(業種別)
・東京都地球温暖化対策ハンドブックメニュー編
・近畿経済産業省「中小企業からの省エネの風」
・省エネルギーセンター「工場・ビル・荷主産業の省エネ」
・関東経済産業局「省エネルギー取組事例集」
<建設・廃棄物処理>
・日本建設機械化協会 建設施工における地球温暖化対策の手引き
・北海道開発局 建設現場からのCO2削減の手引き(案)
・国交省中部地方局 建設現場で今すぐできる地球温暖化対策
・日本建設機械化協会 省エネ運転マニュアル
・廃棄物処理業の地球温暖化対策
2.生物多様性
・環境省生物多様性民間参画ガイドライン(事例63~108ページ)
3.改善手法
・マテリアルフローコスト会計※
※マテリアルフローコスト会計はISO14051として、2011年度末発行を目標に規格化が進められています。
⇒ 日経ビシネスの紹介記事
・省エネルギーセンター 無料エネ診断
4.環境経営に対する補助金・助成金等
・中小企業庁省エネ施設利用ガイドブック
・平成23年度版「エネルギー・温暖化対策に関する支援制度」(関東地域自治体)
・金沢商工会議所 かなざわエコ対策対応ネット
・国内クレジット制度
・省エネ関連事業の補助金(都道府県別)
2011.11.10.22:07 | Permalink | Comments (0) | Track Backs (0) | a EA21で気づいたこと
Track Back URL: