10/18に生態系の異変!で、熊の出没により梯川沿いや憩いの森の散歩ができなくなったことを書きましたが、昨日、ついに私が日ごろ出かけている木場潟公園や加賀中央公園にも熊が出没するので注意すよう連絡を受けました。
もうひとつ、気のついたことは近頃、遅くから蚊がでて困っている。私の住んでいるレオパレスの環境によるんものかと思っていたら、富山の方より同様のメールを受け取りました。日本全国同じような現象なのですね。(ι´Д`)
やはり、温暖化が関係しているか、と思っていたら枝廣さんのメールマガジンがきて、
う~ん。
レスター・ブラウン氏のニュースレター「正のフィードバック・ループ」に関する記事ですが、気になる内容なので紹介します。
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北極は北極海に覆われている。北極の海氷は急速に溶けている。この35年間で、氷の厚さは、平均3.1mから1.8mへと、42%も薄くなった。面積も1978年から6%縮小している。厚さも面積も減少した結果、海氷の体積は半分に減った。ノルウェーの研究者チームは、遅めに見積もっても今世紀半ばまでには、夏の北極海には完全に氷がなくなってしまうだろうと予測している。
もし予測通り氷が溶けたら、かつて探検家たちの夢見た北西航路、つまりヨーロッパからアジアへの最短ルートが実現することになる。あいにく、彼らの夢は、我々にとっては悪夢となるのだが。
北極海の氷はもともと海に浮いているので、夏の間に北極海から氷がなくなったとしても、海面上昇は引き起こさない。しかし、このようなことになれば、この地域の熱収支を変えてしまうだろう。氷や雪に当たった太陽光は、そのほとんどが反射して、宇宙空間に戻る。しかし、地面や氷のない水面に当たれば、太陽光のエネルギーの大部分は吸収され、熱に換わって、気温上昇を引き起こすことになる。
コンピュータ・モデリングに携わる研究者は、これを「正のフィードバック・ループ」と呼んでいる。ある傾向がその傾向を助長する条件を作り出す状況のことである。
リチャード・カーは、サイエンス誌で「夏になると、白く輝く反射板として80%の太陽エネルギーを宇宙に跳ね返している北極海が、逆に、射し込む太陽光の80%を吸収する集熱板になる可能性がある」と述べている。2000年8月に北極海を航行する砕氷船が、氷のない開放水域を発見したが、これを鑑みても、氷の融解がさらなる融解をもたらしているかもしれない。
~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~